「中欧気功整体学院」および「経絡気功整体」の主旨を現実化するうえで最も重要な実践的方法論です。
大宇宙の理(ことわり)である《エントロピー(余剰物)増大の法則》をヒントに、そこから導き出した、『生命のすべては《毒》を捨て続けることなしには活動することが出来ない
』 ー という論理を軸に、こころのレベルまで含めて豊かで快適な、不安とは無縁の人生を手にするための具体的アプローチです。
その最も基本的コンセプトは《下半身の「冷え」を取る》ことですが、下半身の「冷え」が取れることで、脳充血による酸欠が解消し、右脳・左脳の働きも活性化します。つまり潜在意識と連動した思考が働き始め、《全体に気づく》ことによって現実を受け入れる姿勢が生まれるので、感情レベルのストレス(こころの「冷え」)さえも軽減するのです。所謂プラス思考への転換が自然にできるようになるので、物事に対する《こだわり》から解放され、自分の存在に素直に感謝できる状態になっていくのです。すべての人たちが、この状態に近づいて行くために「理学気功」が体系付けた新しい方向性こそがヒエトロジー(冷え取り)なのです。 そこでまず、からだの「冷え」について考えてみましょう。
「冷え」というと皆さんはすぐに「冷え性」をイメージするので、冷えを感じない人には関係ないものだと思ってしまうかも知れませんね。ところが、ここで言う「冷え」は、上半身と下半身の温度差の激しい状態のことで、自覚している温感とは根本的に違います。誰でも下半身が心臓から遠い事や、冷気が下に溜まりやすく熱気は上にこもりやすいといったことから判断しても、上下の温度差はかなりなものです。ではなぜ温度差が問題になるのでしょう? 第一にはそれがそのまま血行不良や酸欠に繋がるからです。冷えると筋肉が収縮して、血管が圧迫されて血行が悪くなるので、動脈なら細胞は酸欠や栄養不足になり、静脈なら老廃物や毒素が停滞して排泄されなくなります。
第二には陰と陽に分かれている「気エネルギー」の、陽の気は上から下へ、陰の気は下から上へという流れが滞るからです。
実は陽の気は暖かいところを好み、陰の気は冷たいところを好むので、上下体温差が大きいと陽の気は下へ行けず、陰の気は上へ行けないという事が起こるのです。その結果、「自然治癒力」としての「排毒機能」が低下して内臓に『毒』が溜まり「病気」になるのです。そこで、冷えやすい足元を暖めてやると体温差が縮まって、気エネルギーの流れが回復してくる為、「排毒作用」が高まり症状が出る度に体調が少しずつ良くなっていきます。
ヒエトロジー(冷え取り)の実践方法
靴下の重ね履き ・・・・・・・
1、最初に絹の五本指を履く 2、その上に綿の五本指を履く 3、三枚目に絹の通常型 4、4枚目は綿の通常型 5、 5枚目以降は絹と綿を交互に重ねていくといい。
◎絹の効果◎ − 排毒効果が高く、熱の伝導率が低い為、内臓に溜まった毒素を出し、発汗等による体温低下も防ぐ他、抗菌 作用もあるので、出来る限り100%の製品が良い。最低でも5〜6枚は重ねた方がよい。 学院推薦の2重構造ソックスなら、無理なく重ね履きができるため、快適。実践者のほとんどが5〜6枚重ねた時点から明らかな体調の変化を確認できている。 半身浴 ・・・・・・・・・・・・・・・ 風呂の水位をみぞおち位にして37度〜38度くらいでゆっくり浸かること。その際は必ず腕はお湯から出すこと。時間は20分以上なら、いくら長くても良い。但し、我慢して長時間入っても意味はありません。20分連続で入った後は40度くらいまで温度を上げて5分くらい入るとより効果的。
◎半身浴豆知識◎ ー 人間の細胞は40度になると死んでしまうため、40度以上の温度では熱が皮膚より内部には浸透しないようになっています。体温に近い37〜38度は冷たいようでも、実はもっとも効率的に熱が伝わる温度なのです。 冷やす食べ物 ・・・・・・・・・
最も大事なことは新たな[毒]を体内に入れない事です.が、常識では健康に良いイメージがあっても東洋医学的に言うと、意外に「冷え」を助長しやすい食べ物が多いので気をつける。例えば果物や生野菜などは、元々熱帯地域や真夏に収穫されるものが多く、体温を下げる成分(カリウム等)を含んでいます。
| からだを冷やすもの | | 精製したもの (上白糖、食塩、小麦粉など)、生のもの ( 刺身、野菜、果物 )、動物性脂肪、 乳製品、コーヒー、アルコール、添加物の多いもの、薬品 など |
| からだを温めるもの | | 海藻類( カルシウムが豊富 )、発酵食品 ( しょう油、味噌など )、いも類、漬物類( ぬかには 乳酸菌が豊富 ) など |
食べすぎないこと・・・・・・・・ いくら温まるものでも、食べ過ぎると「毒」になってしまいます。ですから、ここでは「良く噛んでたべること」と「朝食抜き」をすすめています。良く噛むと脳が刺激され、唾液が多量に分泌されると同時に様々な消化酵素が出やすくなるため消化器の負担が軽くて済むのです。また、起きて間もなく朝食を食べると血液が消化器に集中する為に脳や筋肉への血液量が減少します。それでも身体や頭を使うと結局、消化不良を起こしてしまい「毒」が溜まりやすいのです。
| ◎朝食はからだに悪い ◎ ー ふつう食べたものが消化吸収されてエネルギーとして使える状態になるまで、少なくとも5〜6時間以上かかります。また、肝臓や筋肉に蓄えられたグリコーゲンは必要に応じて、すばやくブドウ糖に変わるようになっています。ですから、朝食抜きは力が入らないとか頭が働かないとか言うのは全くの思い込みに過ぎないということです。夜まで飲み食いした翌朝などは特に食欲が無くて当然ですし、無理して食べるストレスは相当なものです。本院で消化器の症状を持つ患者さん8人に一週間「朝食抜き」をさせたところ、3人を除いて全員の症状が軽くなりました。残り3人も3週間以内には症状は消失しました。学院長の萱沼自身も7日間の断食中は毎日10キロのジョギングをしていましたが、全く問題ありませんでした。現在も1日1食が基本です。 |
「過食」についても、よく相談を受けます。本人は既に食べ過ぎているという自覚もあるのに、どうしても食べずにいられないようです。なぜ?なのでしょう。これはすべて《自律神経》が関与して起こります。消化器は《副交感神経》がコントロールしているので、食べることによってある程度は《リラックス》できるのです。逆を言えば、「過食」傾向の強いひとは常に強いストレスから神経が緊張状態にあるということになるわけです。強いストレスから解放されない限り、その状況から抜け出すのは困難だと思います。やはり、「こころ」が鍵になるのです
こころの持ちかた・・・・・・・・ これが最も難しい問題と思われがちですが、実際のところヒエトロジー(冷え取り)の実践により確実に「こころの冷え」は取れていきます。
そもそも、なぜ人は不快な感情に悩まされるのでしょう?それは自分の方向性がブレているために、目の前で起きている事実を受け入れることができないからです。他人に期待すれば裏切られたと感じて悲しくなり、他人を思いどおりに動かそうとすればイライラして頭にくることが多いものです。東洋思想の≪陰陽五行論≫でいうように感情は内臓の状態と深く関わっています。肺が悪いと悲観的になり、肝臓が悪いと怒りっぽくなるのです。最終的に腎臓の≪毒≫が溜まると不安で仕方ない状態に陥るのです。これは臨床的にも間違いのない事実です。
つまり、ヒエトロジー(冷え取り)をきちんと行い内臓機能を正常に保つことが、そのまま≪心の安定 ≫につながるということです。からだへのアプローチで「こころ」の状態が変わることを実感した時点で、様々な≪常識≫や≪こだわり
≫の呪縛から解放され、心身一如の意味を知ることになります。ここからは自動的に自己と外界もまた一如であることに気付くでしょう。自己と外界とが全く別々に動いている感覚こそが≪分離感
≫ですが、そこから≪一体感≫を取り戻すことが生きるうえで最も大切なことではないかと、ヒエトロジー(冷え取り)は問いかけているのです。
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